お前は俺の女だろう?
・・・いや、お前は俺の妻だ
嫉妬心は恐るべし
“ギンちゃん達に誘われたので飲みに行ってきます☆場所はいつもの所だよw”
家に帰ったらそう書いた置手紙があった
ギンちゃん?・・・あぁ市丸の事か・・・って、は?
なんであいつ“ギンちゃん”なんて馴れ馴れしい呼び方してんだよ
俺は脱いだ羽織を放り投げ畳みに腰を下ろしもう一度手紙を読み返す
ギンちゃん達って言うことは、2人じゃねぇんだよな?
誰だよ後は。ちゃんと名前全員書いてけよ!
冬獅郎はイライラした気分を抑えながら手紙を読んだ
あ?なんかまだ書いてあるな・・・
冬獅郎は自分の触っていた部分の指を退け小さく書いてある文字を読んだ
「P.S. 9時くらいには帰るからね」
冬獅郎は時計を見た
・・・・今9時半だぞ・・・?
帰ってきてねぇじゃねぇか
チッ
冬獅郎は立ち上がり急いで脱いだ羽織に手を通す
刀を差し手紙を握り締め冬獅郎はのいる居酒屋へ向かった
その頃――――・・・・
「、まだ飲むの?」
呆れた顔をした乱菊が聞く
「当たり前じゃないですかぁ〜//」
はお猪口に入った酒を一気に飲み干した
「でも、置手紙に書いた時間はとっくに過ぎてるわよ・・・?」
乱菊はが抱えていたビンを奪いながら言った
「いいんですよー時々ぐらい、冬獅郎だってわかってくれますぅー」
私の旦那様なんですから
はニコと頬を赤らめながら笑った
「だからこそ怖いと思うん「ちゃんの言う通りやでぇv」
乱菊が眉を顰め注意しようとするとギンがに抱きついてきた
「もぉーギンちゃんったらぁー抱きつかないでよぉーw」
酔ってるのぉ?
は自分に巻きついているギンの腕を軽く引っ張りながら言う
「えーやんかぁvそれにボク、全然酔ってへんで☆」
まだまだ絶好調やぁー
ギンはそう言いながらもっと強くを抱きしめた
「アンタ達、二人とももうボロボロだと思うわよ・・・;?」
隊長がいなくて良かったわ・・・;
乱菊はその光景を見て言う
「「そんな事ないですぅー!!」」
とギンは同時に舌を出し乱菊の言葉を否定した
「あー今ちゃんとハモったなぁーww」
「だねー!」
ギンは嬉しそうに言うといきなりの頬を触った
「なーちゃん、今からでも遅くないからボクと付き合ってや」
十番隊長さんなんかにちゃんは任せられへんわ
ギンはの顔を覗き込んだ
「なっ、何言ってんのよギン!!」
付き合ってるならまだしも、達は結婚してんのよ!?
乱菊は慌ててギンに言った
「わかっとるで?だから、十番隊長さんとは離婚せぇーって言うてるんよ」
絶対ボクの方がちゃんを幸せにできるもん
自信あるでー?
「えー、私冬獅郎の事好きだからーそれはできないよーぅ」
ガラガラガラ・・・・
は眉を下げギンに言った
それと同時に店のドアが開く音がする
「そんな事言わんで考えてみてなぁ」
ボクが責任持ってちゃんの事幸せにしたるで?
ギンがニコニコしながらそう言うと
その姿を見て呆れていた乱菊の表情が強張った
「た・・・隊長・・・;;」
「誰がを幸せにするって?」
冬獅郎は今にもキレそうな声で言う
「あ゛・・・冬獅郎・・・」
どうして此処に・・・?
も流石に焦り急に大人しくなった
「遅い」
置手紙に書いてあった時間に帰ってこねぇじゃねぇか
心配で迎えに来たんだよ
冬獅郎は声のトーンを変えずにそう言う
「ちゃんは帰さないでぇー」
まだボクとの話が途中なんや
ギンはにきつく抱きついた
「テメェ・・・人の女に手ェ出してんじゃねぇよ」
さっきからに抱き付きやがって
離れやがれ
冬獅郎はとギンに近寄りギンを剥がそうとした
「いややぁー!離さんでぇー!!」
「あだだだだだ!痛い痛い!締まってるよぉー!;;」
はギンの食い込んだ腕を必死に叩いた
「ギン離れなさいよ!」
乱菊も冬獅郎に加勢しギンを引っ張った
「い゛ーや゛ーや゛ー!あぎゃっ!」
ギンは力尽きから離れた
「ぅあ・・・し、死ぬゥ・・・;;;」
今まで飲んだお酒が・・・逆流しちゃぅ・・・
は息を荒くしながらギンの方を見た
しかしそこにはギンの姿ではなく冬獅郎の姿があった
「帰るぞ」
「ぇ、あ、ギンちゃんは!?」
が辺りを見回そうとすると
冬獅郎に腕を掴まれ引っ張られた
「うるせぇ、帰るぞ」
あんな奴気にすんな
冬獅郎はそう言うとグイグイとの腕を引っ張り居酒屋を後にした
と、冬獅郎が怖い・・・;;
普段より眉間の皺が多い
そ、そんなに怒んなくっていいじゃない・・・
冬獅郎は無言のままを連れ家路を歩いていた
「と・・・冬獅郎?」
「・・・・・・」
は長い沈黙に耐え切れず冬獅郎に話しかける
しかし冬獅郎は返事を返さず無言のまま
「ねぇ、冬獅郎ってば!」
無視しないでよ!
は目に涙を溜めながらもう一度冬獅郎に話しかけた
「・・・・っなんだよ」
冬獅郎は立ち止まりの方に振り返った
「そ、その・・・怒ってる・・・?」
本当はこんな事聞かなくたって分かってる
冬獅郎はとても怒ってる
「怒ってる」
そう一言、冬獅郎は言った
「そのね、時間守れなかったのは悪いと思ってるよ」
反省してます・・・
は俯いた
「で、でも、そんなに怒らなくったっていいじゃない」
楽しかったんだもん
久しぶりだったし
は涙を溜めた目で冬獅郎を軽く睨んだ
「確かに、俺は時間の事も怒ってるが、そんな事よりもっとちげぇ事で怒ってんだよ」
俺は
冬獅郎はそう言って腕組みをした
「ぇ・・・・」
それって
「ギンちゃんの事・・・?」
は冬獅郎に尋ねた
「ギンちゃんなんて言うなよ」
俺の前で男の名前呼ぶな
冬獅郎はそう言ってに近づき唇での口を塞いだ
「と、冬獅郎・・・?」
冬獅郎は唇を離すと顔を隠した
「こっち見んじゃねぇ//」
今の俺の顔やばいから////
は冬獅郎の顔を覗き込もうとすると目を隠された
「ぁう」
み、見えない;;
は暫く抵抗したが直に大人しくなった
「ゎ、私、冬獅郎の事好きだからね?」
は口角を上げて微笑んだ
「わぁってるよ、でも、そう言う問題じゃねぇ」
俺は独占欲強いんだ
お前が他の野郎なんかと一緒にいんの嫌なんだよ
は俺の妻だろ・・・?
俺の事だけ考えてろよ
冬獅郎はの口から手を離し
そのまま背中に腕を回し抱きしめた
「・・・ぅん、ごめんね冬獅郎」
大好きだよ
「そうじゃなきゃ困る」
俺はの事愛してるからな
冬獅郎はそう言ってに口付けする
今度はさっきと違って深く長く
が苦しくなり少し口を開くと
それを待っていたかのように冬獅郎は舌を入れた
「んぅ・・・はぁっ・・・」
冬獅郎は逃げようとするの舌をしっかりと捕まえ絡ませた
「ぅ・・・・んんぅ・・・はぁっ、苦し・・・////」
冬獅郎は唇を離すと顔をの首筋に埋めた
「冬獅郎どうかしたの?」
「・・・りねぇ」
は冬獅郎の様子を窺おうと覗き込むと
冬獅郎は息を荒くしながら呟いた
「今のじゃ足りねぇ」
「え!?//」
冬獅郎はそう言うとの手を握った
「家で続きするぞ」
今夜は寝かせねぇからな
冬獅郎はニカッと笑った
「そ、そんなぁ////」
「が俺に嫉妬させるから悪いんだよ」
まぁ安心しろ
今日でしっかり分からせてやるからよ
本当に今日は寝させてくれなそうだ・・・;
明日大変だなぁ;
---END---
冬獅郎お誕生日オメデトウ!!!愛してるわ!もう貴方を頂だ・・・(冬獅郎殴り
もぅv恥ずかしがっちゃって☆可愛いんだからぁ〜wwフハハ獅馨哉ちゃんはこんな事じゃ
負けないよ!!(銀魂の近藤さん・・・?)ストーカー万歳!なんでもこいやァ!!(決定
これで冬獅郎誕生日夢は終了です。頑張ったね。偉いね獅馨哉★