「この頃何か足りないわぁー・・・」
乱菊さんはそう呟いた
私の気持ち
「いきなりどうしたんですか乱菊さん;」
今私がいるのは隊員たちが自由に来れる食堂で
私の周りには乱菊さん、桃ちゃんがいる
みんなで仲良く話しながら食事をとっていたら急に乱菊さんが呟いた
「あー!もう!!そうだわ!恋が足りないんだわ!!」
乱菊はの質問を無視しダンッとテーブルを叩いた
「ら、乱菊さん落ち着いて;」
その姿を見て桃は焦って乱菊を抑えた
「はぁー・・・寂しいわ、男がいないなんて・・・」
乱菊は溜息を吐いてテーブルに伏せた
「何言ってるんですか今更・・・」
「ちょっと!今更って何よ!」
乱菊は口を尖がらせた
「す、すいません;;」
乱菊さん怖ッッ;;
なんなんだ!?そんな恋がしたいんだろうか・・・
「もー・・・ぁ、ねぇー?」
乱菊は何かを思いついたかのように笑った
「な、なんですか;;」
なんなんだその笑みは・・・;
とっても怖いんですけど;
「アンタ好きな人いないの?」
「え!?;」
乱菊はニヤァと笑った
はその顔を見て身を引いた
「ちゃん好きな人いるの?」
桃は吃驚した様にを見た
「ぇ、いや・・・その・・・;;;」
いますけど・・・////
は頬を染めながら呟いた
あ、言わない方がよかったのか・・!?
「誰よ?」
乱菊は楽しそうにの返答を待つ
「・・・言えません!!」
言える訳ないじゃないですか!!
は両手で口を押さえた
「いいじゃないー言いなさいよ」
「教えてよちゃんw」
「言えませんって!」
は立ち上がり二人から逃げようとした
「あ、ちょっと待ちなさいよ!!」
「嫌ですって!!・・・っぎゃっ」
は後ろを向いて乱菊を見ながら走っていると誰かとぶつかった
「あーやん、大丈夫?」
そう言って市丸はの自分とぶつかった場所を撫でた
「どうしたんだい君、そんな急いで」
「あ、イヅルくん」
イヅルは市丸の後ろから顔を出すと不思議そうにを見た
「ぃ、いや、なんでもない・・・「が好きな人教えてくれないのよ!」
が誤魔化そうとしていると乱菊がそれを妨害するように大きな声でそう言った
「「好きな人(やて)?」」
乱菊の言葉に市丸とイヅルは声を揃えて叫んだ
「ちょっちょっと;そんな大きい声で言わないで下さいよ!!」
周りにまで聞こえちゃうじゃないですか!
「お前もそういうのに興味あるんだな」
「ぇ、えぇまぁ、って冬獅郎じゃん!!」
の隣には関心したような顔をした冬獅郎が立っていた
「悪いのかよ」
此処にいちゃ
冬獅郎は少し不機嫌な顔をすると ふん とそっぽを向いた
「別に悪くないけど・・・」
は一人ブツブツ言っていた
すると向こうからぞろぞろ人が来るのが分かった
「テメェ好きな奴なんかいたのか」
「そうなのかいくん!?」
「ちゃぁ〜んv今のはどういう意味なのかなぁ〜?」
「、貴様・・・」
近寄ってきた人物は
楽しそうにニヤニヤしている更木
顔を真っ青にしている藍染
すでに酔っている京楽
無表情の朽木だった
「ど、どうしたんですか隊長達・・・;」
なんでそんなぞろぞろと・・・
「今の松本くんの発言を聞いて吃驚してね」
藍染は青い顔をしながら言った
やっぱり、乱菊さんのせいだ・・・っ
「んで、は誰が好きなんだ?」
更木はを見下ろした
「ひっく、ちゃんの好きな人はボクだよねぇ〜v」
そう言いながら京楽はに抱きついた
「えぇ!?」
な、何するんですか京楽隊長!?
酒臭・・・;;
「おい、京楽、から離れろよ」
見てて気分が悪い
「そうやでー抜け駆けはアカン」
冬獅郎は鞘に手をかけながら京楽を睨みつけ
市丸は黒い笑みを浮かべた
怖い・・・;
なんでそんな怒ってるの二人は・・・
冬獅郎はなんで刀!?
そんな、高が抱きついただけで殺されちゃうの!?
「それだったら兄より私だろう」
朽木はに近づき手をとった
「ぁ、あの朽木隊長・・・?」
そんな手とられましても・・・;
「そんな事ないよ、ねぇくん」
「たりめぇだ、の好きな奴は俺だ」
藍染隊長;更木隊長;;
顔が近いです・・・怖いです
と2人はあと数センチで顔がつく所まで近づいてた
「・・・はぁ、くだらねぇや」
冬獅郎はそう言うと一歩下がり乱菊と並んだ
それに・・・あんま聞きたくねぇ
「・・・・ねぇ、こうなったら言っちゃいなさいって」
乱菊は冬獅郎の姿を数秒見ると視線をに移した
「え゛」
だってそれじゃ・・・;
「いいよ、そんな事しなくて、くんの好きな人は僕なんだから」
「ちげぇって言ってんだろ藍染!俺だァ!!」
「違うってぇ〜ボクだよねぇ〜v」
「はボクのモンやぁ〜!!」
それぞれみんな違う事を言いに抱きついた
なんなのよ一体・・・;
「ゎ、私の好きな人は・・・!」
は下を向き小さく呟いた
「・・・冬獅郎です」
「「「「「??」」」」」
「フッ」
更木、藍染、京楽、朽木、市丸はの言った事を聞き取れず頭にはてなマークを浮かべた
その横で冬獅郎は小さく笑い、乱菊はうん、と頷いた
「今なんて言ったん?」
聞き取れんかったんやけど
市丸は頭を掻きながらに聞いた
「ぇ;ぇっとですね・・・「もう言う必要ねぇよ」
冬獅郎は瞬歩を使っての隣に来るとそのまま手を掴み消え去った
「あーぁ、隊長達行っちゃった」
まぁ後でと隊長の事からかってあげましょぉーw
乱菊は楽しそうに言うと仕事に戻っていった
「もしかしてぇーちゃんの好きな人って・・・」
京楽はボーっと冬獅郎達が走っていった方を眺めた
「日番谷くんなのかい・・・?」
「ありえへぇーん!!;」
藍染は再び顔を真っ青に染め、市丸は頭を抱え叫んだ
更木は舌打ちをすると詰まらなそうに詰所に帰っていった
「ぇっとー・・・冬獅郎//」
「なんだよ」
その頃冬獅郎は瞬歩を止め、と普通に廊下を歩いていた
「私の言った事聞こえたの・・・?」
冬獅郎に聞こえないように小さい声で言ったんだけど
は頬を赤く染めながら聞いた
「あぁ、聞こえた」
生憎、俺は地獄耳なんでな
「そ、そうなんだ」
やっぱ言わなければよかったかな;
は呟いた
「そんな事ねぇよ」
「ぇ?」
冬獅郎は立ち止まりの唇に軽く触るようなキスをした
「俺もの事好きだからな」
だから言って正解だったんだよは
俺から言ってもよかったんだがな
冬獅郎は涼しい顔でそう言うとまた歩き始めた
「だ、だったら冬獅郎が言ってくれればいいのにぃ」
私、とっても恥ずかしかったんだから//
冬獅郎は表情一つ変えないで「好き」って言えるんだし
は冬獅郎の後ろでブツブツと言っていた
表情一つ変えないで・・・?
そんなのありえねぇだろ
俺が一人先に歩き始めたのは
こんな顔に見せたくねぇからだよ
冬獅郎はそう心の中で思いながら片手で自分の熱くなっている頬を撫でた
---END---
相互夢で春日様に捧げます。遅れてすみませんでした;;
逆ハァは難しいです(´д`;A)下手糞でスミマセン;;
雛森途中から消えてたし・・・何処行ったんだろう・・・
嗚呼文才無しはこれだから困るよね・・・(ブツブツブツ
こんな獅馨哉をどうか見捨てないで仲良くして下さい!!
こんな作品貰っても困るかもしれませんが・・・何しても
構わないので(煮るなり焼くなり)どうか受け取って下さい
春日 夏様だけお持ち帰り可能。