あの人は、私の人生を変えてくれたの
真っ暗だった私の世界に、一つの光を灯してくれた
とても感謝してる
そしてとても愛しい
闇の中の光
あの頃は、本当に今でも思い出すとゾッとする
私は特殊兵器開発の実験に使われていた
毎日がとても怖かった
また一人、また一人と仲間が目の前で死んでいって
いつ自分もああなるんだろうといつも考えていた
でも、あの時は、早く死んでしまいたいと言う気持ちもあった
そんな時だった、あなたが現れたのは
「コラ!なにをする!!」
と、突然大人が誰かを怒鳴りだした
最初は、また誰かが実験で抵抗したんだろうと思って
私はそっとどうなっているのかを見ようと物陰からそっちを見た
そこには大人たちの大量の死骸と
へんな武器を持った男の子が立っていた
「クフフ」
その男の子は変な笑い方をしてこっちを見てきた
でもその目は私ではなくもっと男の子の近くにいた犬と千種に向けられていた
「やはり取るに足らない世界だ、全部消してしまおう・・・」
男の子はそう言って目に付いていた眼帯を外した
「一緒に来ますか?」
男の子がそう言うと、犬と千種は動揺しながらも頷いた
そうだ、もう此処にはいなくていいんだ
私は、これから何処へ行こう
「それと・・・」
私がそんな事を考えているといきなり男の子が私に声を掛けてきた
やっぱり、見ていた事に気付いていたのか
「あなたも、僕といっしょに来ますか?」
男の子は真っ直ぐ私を見ながらそう言った
「僕の名前は六道骸です」
「私は・・・・」
「知ってますよ」
何故私の名前を知っているのかは知らないけど
私は骸さんに惹かれ
一緒に行かせて下さい、と小さな声で言った
それから、私の世界は一気に変わった
それはあなたが現れくれたお陰で
あなたは私に光と、居場所を与えてくれた
---END---
よんでいて・・・もう何が書きたいのか良く分からなくなりました・・・(ぐは